投稿の十五
 

一目みたら忘れられない順突き(追い突き)で知られた某先生の道場でのことでした。

 

真面目な連中が移動基本をやっている横で、不真面目な私と不真面目仲間Aは雑談をしておりました。

そこへ遅れてきた先生が乱入。

先生は雑談の相手がいないと、稽古中の者を一人引き抜いてでも雑談をするくらいの雑談愛好家です。

稽古中の師弟の語らいは有意義で楽しいものですね。

 

私は先生に

「プッツンして大暴れする素人を一発でおとなしくさせる手段はないですか〜?
武道の理合も攻防一体もヘッタクレもなく、拳を骨折してもいいから止めなきゃならない時なんかに」

と質問しました。

「なにい!?俺はそんな危険なことは絶対に教えん!!!!」

と、お怒り指数100の先生(滅多にないから怖い!)

「い、いえ、その、私の場合仕事(警察官です)で、あの、その、シャブ中なんかを、
アハ、ハハハハハ、射殺するよりはいーかなー、なんて。アハ・・・」

と、軽い気持ちで聞いたのを公務を盾にして誤魔化し、爆裂お仕置きパンチを警戒する私。

 

先生は

「ん?あ?そそそうだったな!だったら教えてもいい」

突如、不真面目仲間Aを受けにして大熱演!

「ここをこういう風に突くと、もし滑って外れてもここに入るから・・・・」

 

ん〜、確かにそんな危険な破壊だけの技は稽古にもならないから、
無闇に教えたらいけませんけど、いいんですか?相手にしてる奴は自営業者ですよ。警察官は私だけですよ〜。

しかも広い道場でもないから、高校生にまで全部聞こえてるのに!

 

7年経った今、幸いにもその手を使ったことはありません。

おしまい

*2002/10/28前蹴り野郎さん:『教えていいんですか?』
いや〜なんだかこういったさわやかな気分で笑わせていただいたのは、
本当に久しぶりのような気がします。
いいですね〜♪先生も生徒さんも。
道場の雰囲気が香ってくるようです。


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