投稿の二

TVで、気功師VS大槻教授を見ていて思い出しました。
気功法のつもりは全くありませんが、
立禅と言って、ナイハンチ立ちで腕を環のように挙げ、
呼吸をコントロールして30分〜1時間立ち続ける稽古を今でも時々やっています。
大体20呼吸したあたりから、体が勝手に振動しはじめるのですが、これが何とも気分よいのです。
何か雲の上を漂うというか、極楽浄土に遊ぶような感じですね。
この振動は勿論いつでも自分の意思で止められますが、非常にもったいなく感じられます。
TVで『気に操られる人々』を見ていて、『こんな感じかも?』と思いました。
実際には抵抗できないのでなく、無意識下に気分良い力が作用してくるため、
抵抗したくないか、しようという感覚が生じないのでしょうね。
皆どう見ても自分の力で動いてはいますが、そういう認識はないと思います。
催眠術とはちがいますね。また、その人の潜在能力を一部解放しているような印象もありました。

閑話休題

この振動を全く制限せず放置しておくと、どんどん振幅が大きくなって行き、
しまいに酔っ払いの馬鹿踊りのようになります。
この辺になると確かに自分が自分で無いような、
周りも見えず聞こえもしないような一種異常な感覚になっていきます。

で。。。

今を去ること約21年前、初めてそういう振動が発生したときは、
日曜日の夕方、後輩が外出して誰も居ない薄暗い事務所(3階)で立禅をやっていた時でした。
突然、非常に細かいサイクルで体が上下にゆれ始め、
『ありゃ?』と思って止めたら止まりましたが、立禅を再開するとまた始まる。
何度か繰り返して、別に害はないようでしたのでそのまま続けると、
どんどん振幅が大きくなってきて、何か異常に気分良くなってきました。
『こりゃどうなるんだろ?やっぱり止めたほうがいいんか?』と冷静に考えている自分とは別に、
その感覚にどっぷり漬かってやめたがらない自分。。。
酔っ払いの馬鹿踊り状態が10分くらい続いたでしょうか?

と。。。

いきなり「ガシャッ」という、背後で物の落ちる音。
『げっ;;;』と思って振り向くと、
そこには近所に住んでいて、稽古に母子で来ているお母さん。。。
「や、焼肉、も、持ってきたんだけど。。。悪かったかしら???」
気を遣って時々差し入れを持ってきていただいてました。

『し、しまった。。。一体いつ頃から。。。?』
夏だったので、ドアは開けっ放しでした。

「いやぁ。とんでもない。いつもありがとうございます。。。」
と言って、
『極めて当然のことをしていました。別に変でもなんでもございません。』
というつもりの作り笑いを浮かべて一歩踏み出した瞬間。

「○○さん!私何も見てないから!大丈夫、絶対誰にも言わないから!!」
と叫ぶや否や、脱兎のごとく階段を駆け下って行きました。

後日、仲の良かった息子を介して事情を説明し、
『な〜んだ。またてっきりとうとう狂ったかと。。。』で一件落着しましたが、
まあ確かに。。。さぞ怖かったことでしょうね。

2001/11/23斬奸:闇に踊る狂人


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