| 投稿の二十
後悔先に立たず
空手に限らず、武道・スポーツで怪我を引きずっている人は多いと思います。 私の場合、最近悩みのタネは右膝の不安定性です。 姿勢が微妙に崩れやすいし、バランスの狂いから左腰にも痛みが出てきます。
前十字靭帯が切れて消滅しており、一回だけ診察を受けた医師の話では、 『いつやったの?15年以上前?ほっといた?あんたはバカかね?』 だそうです・・・
もっとも一発でやったわけではありませんで、最初は
17〜18年前、20代後半の私は、当時キックボクシングの練習を主にしていました。 仕事も休みが多く残業も無い(良い時代でしたな〜TT)ので練習時間はいくらでも確保でき、 週2〜3回、体育施設でウエイトとサンドバッグ打ち込みなどをやっていました。
ある夏の暑い日、約2時間軽いウエイトでサーキットトレーニングをやり、 へろへろの状態でサンドバッグをはじめました。 コンビネーションとかいろいろやって、最後の仕上げに、 飛び後ろ蹴り左右連続を全力ではじめました。 何発目かの時、こっちを見ているきれいなおねぇさんがぁぁぁぁあ! いたかどうか定かではありませんが、何かに気を取られて 思いっきり空振りしました。その瞬間『ブチッ』という音と言うか震動が・・・ そして右膝の芯に焼け火箸でも突っ込まれたような感覚が・・・
@ここでしばらく安静にし、すぐに医者にいっておれば・・・
若さと言うかバカさというか、すぐに無理やり立ち上がり、 何事も無かったかのように練習を再開しました。 翌日、膝は倍に腫れ上がり、2週間ほどまともに動きませんでした。
Aこの時点ででも医者へいっておれば・・・
結局『練習の怪我は練習で治す!!』という信仰?がありましたから、 無理に練習を続け・・・半年ぐらいで多少ぐらつきつつも一見まともに動くようになりましたが、 前蹴りはまっすぐ伸びなくなっていました。カクンとひっかかる感じで。
それから数年、多少の不具合と痛みにも一応慣れ、 さほど気にもならなくなっていたある冬の日、
ちょっと話が飛びますが、雪国育ちの私はもちろん子供の時からスキーをやっていました。 しかし、誰も技術を教えてくれない直滑降だけの山スキーで、 中学卒業後、長くウインタースポーツはやっていませんでした。 丁度この頃スノーボードが普及し始め、 ものは試しと三点セット¥19,800の品を買ってきました。 で、ボードのスケーティングでは、左足を板に固定し、 ねじれのある状態で右足で雪面を蹴ります。 初めてこれをやった時に、ぐらつきのある右膝が異常に痛くなってきました。 それでもやはり『練習の怪我は練習で(後略』 この時には空手の練習は型中心になっていましたから、 1日100本とかやっていたら・・・ますますひどくなってきました。
Bおかしいと思って医者へ行けば・・・
ボードも段々面白さがわかってきており、毎日のように滑りに行っていました。 そしてある冬の日・・・
町営スキー場で滑っていた私の目の前で子供がスタートしました。 避けようとするには近すぎ、わざと転倒するしかありませんでしたが、 板のトップが雪に刺さってたわみ、両膝が捻り寄せられる状態で・・・ 数年前のあの音と感覚が右膝に・・・
C普通はなんぼなんでもこれで医者へ行きます・・・
殆ど右膝は動かなくなっていましたが、 翌日仲間と信州に行く予定になっており・・・ 膝をガチガチにテーピングして行きました。 有名なこぶ斜面を滑ったりなんかしているうち、 もう右膝は全く体重を支えられなくなってきて・・・ 翌日から、走ることができなくなりました。 歩いていてもカクンと膝が抜け、 階段のくだりは壁に手をついて支えないとできない状態・・・ この状態が一年ほど続いたでしょうか。
D医者・・・
その後、稽古を続けるうち右脚は、 切れた靭帯をカバーするような感じで鍛えられはしたようです。 一時、右大腿がだいぶ細くなっていましたが、今は元の太さに戻っています。 しかし微妙なずれはいかんともしがたく、 最近特に姿勢の微妙な狂いが気になってしかたなくなってきています。 また、↑を機にボードはやめ、リハビリを兼ねて90Cmのファンスキーを始めてみたところ、 面白い上、空手の練習にだいぶ役立つのがわかりました。 翌年には120Cm、さらに翌々年には170Cmの、普通にスキーもできる板に替え、 その板は今に至っています。
こうやって書きながら考えてみると、怪我のお陰でスキーの楽しみもわかったし、 よい事もあったような気もしますが、最近ますますガタがひどくなってきているので、 どうしたもんかなぁと考えています。
E医者へ行けっちゅうとるんじゃ未熟もんが!・・・喝!!
い、いやです。ひひ。
*2003/03/04斬奸
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